森の運動会

あらすじ

 ヘイブン女王と食事の約束をしていたジップ、ピップの姉妹は当日に女王から行けなくなったと連絡をもらう。メールや手紙には不審な点が多く、ピップは大げさに女王の心配をする。ヒッチは運動会の練習中であったが、ジップは保安官であるヒッチに調査を依頼する。ヒッチは目処がついてるような態度を示すのだが…

感想 ※ネタバレあり

 サニーのスムージーショップ前にいるジップとピップ。何故かピップはスマフォを見てやきもきしている。サニーはジップ、ピップ、ヘイブン女王と、3人分スムージーを差し出す。サニーはまだ来ていないヘイブン女王のことを尋ねる。その時、ピップのスマフォにヘイブン女王からメッセージが入る。犬の絵文字が1つだけのメッセージにサニーが意味を問う。ジップは女王がメールが苦手なことを説明する。必ず来ていた食事会に来ない上に絵文字一つの暗号めいたメッセージにピップは女王は誘拐されたと叫ぶ。サニーとジップは本気にせず笑い、ピップもみんなと笑う。だが、ピップは誘拐を打ち消した訳ではなかった。誘拐と聞いてヒッチがやってきたが、なにやらおかしい。顔にクリスタルを載せて跳ねながらやってきたヒッチ。ジップは女王が食事会に来なかっただけと言うが、心配なピップはスマフォをヒッチに見せようとする。今は見れないと言うとジップはヒッチに説明を求める。クリスタルを手に持ち替え、森の動物運動会の練習と言うヒッチ。サニーが何それと問うと、どこからか笛の音が響く。いつの間にショップの上にいたイジーが笛を吹いた後、跳ねるのを止めたヒッチを失格宣告し、アウトと叫ぶ。そんなルールあるのと訊くヒッチにイジーは飛び降りルールブックを見せる。今度はイジーに運動会のことを訊くとブライドルウッドの伝統行事と説明される。ジップがヒッチの競技を訊くと手を使わずクリスタルを落とさないようにジャンプで進む競技で、ヒッチはスパーキーと組んで運動会に参加すると言う。ヒッチがスパーキーに顔を使ってクリスタルをパスするとスパーキーは口で受け取り宙に上げると炎の魔法でクリスタルをバナナの皮に変える。バナナの皮がイジーの角に落ちる。イジーは失格宣告、アウトー!と叫び笛を吹く。

 失格の理由を訊くヒッチ。クリスタルを落としたことでヒッチ、ドラゴンは参加資格がないとスパーキーもアウト。ヒッチは代わりのパートナーを探す必要に迫られる。サニーが空を見て犬と発言する。さっきの絵文字のことと思ったピップもみんなと一緒に上へ視線を向ける。手紙を持ったクラウドパフが飛んでいた。犬の絵文字はこのことだった。クラウドパフが降りてきて手紙を渡すと思いきや、ブライトハウスの方へ逃げていく。一連のクラウドパフの動きを見たヒッチはパートナーとして高評価する。みんなでブライトハウスへクラウドパフを追いかける。

 ブライトハウスでも手紙を渡したがらないクラウドパフはヒッチの通訳でご褒美の報酬を要求する。ジップがクッキーを与え、手紙を受け取ると女王は国務で食事会は行けないということだった。女王は国務優先なところがあるとピップは言う。それでも今まで楽しんでた食事会にも来ないのはおかしいとピップはまた考えを突っ走らせ、誘拐と口にする。ジップはピップをなだめるが、ピップは手紙の最後のハートマークを指摘する。知ってる女王らしからぬハートマークにジップも不思議に思う。ジップはヒッチに意見を求めるがヒッチはパートナー候補のクラウドパフに気が向かっていた。問題を軽く考えてるヒッチにピップは事件性を訴える。大げさなピップを窘めジップはヒッチに協力を要請するとヒッチは既に考えていたかのような態度を現わす。

 ヒッチに連れられポニーたちは動物運動会に来ていた。ピップは根拠もない調査に怒るがヒッチは気にせず、受付に行ってしまう。受付でちょっと聞いただけでここにはいないようだと言い、女王は無事と憶測で話す。無責任に見えるヒッチにピップは怒るが応援を促される。ジップに窘められ客席に移動する。イジーが運動会のすばらしさを訴えるが、気が気でないピップは不満顔。

 誰もいないブライトハウスにミスティが訪ねてくる。呼びかけながら中に入ると、動くなと声がする。テレビからで、知らないうちにリモコンを踏んでいたのだった。スパーキーの略奪で来たであろうミスティは誰もいないことを確信して気を休める。

 ヒッチは押し出しと言う競技に参加。ヒッチが相手ポニーを倒すと相手の勝ち、相手のウサギにクラウドパフが倒されると何故か相手の勝ち。ルールに困惑するヒッチ。一方ジップとピップは会場を抜け出していた。こんな気持ちでは観戦など出来ないとピップ。ピップはジップに調査を頼み快諾される。ピップは情報の集まってそうなアルファビットルのお店で話を聞くことを提案する。その時、お店から笑い声が聞こえる。ママの声だとピップが言う。ジップは否定するがピップは強く主張する。ふたりがお店に入ると本当に女王がいた。まだ事件を疑ってるピップは驚いてる女王へ、周りに気づかれずに合図を送るように小声で伝える。気まずそうにアルファビットルを紹介する女王。アルファビットルといること、食事会を取りやめたことを質問するふたり。女王が食事会を取りやめてアルファビットルと食事をしていたことにショックを受けるピップ。女王は質問に答えてはいたが態度が落ち着かなくなり、大事な国務で来ていることを突然強調し、ジップたちに席を外させる。国務ではなくアルファビットルとの逢瀬が女王の目的と察し、お店を出たふたりは閉口する。

 一通り、家の中を周ったミスティはスパーキーがいないこと、クリスタルの部屋には入れないことを確認し、なにか他のことでオパリーンの役に立とうと考えていた。収納箱を見つけたミスティは箱を開け、スパーキー関係の物を探す。テレビではブライドルウッドのユニコーンたちが魔法を持つ者に対して行う呪いを解くダンスを披露していた。

 お店から出てきたアルファビットルと女王を木の陰から見張るジップとピップ。クラウドパフの写真を話のタネにとっても良い雰囲気の女王たち。娘たちが巣立ってクラウドパフがいて良かったと寂しそうな女王に寄り添うアルファビットル。不快感を隠さないジップたちに競技中のヒッチがスパーキーのお守りを頼む。競技で鳥に追われてるヒッチはすぐに行ってしまう。追いかけてきた鳥が煮キャベツをヒッチにぶち撒けるとイジーはヒッチに勝ち-と何故か勝利宣告をする。その後も先にゴールしたら相手の勝ちになったり、球技でボールを割ったポニーが勝ちになったりとブライドルウッド民以外はルールが分からない競技が続いていく。

 そして、国賓としてヘイブン女王のスピーチが始まる。女王は3種族断絶の時代から3種族の集まる運動会の意義と絡め、みんなが一緒にいることを称える。するとアルファビットルが傍に立ち、目と目を合わす。みんながスピーチに注目してるなか、スパーキーが大樹に登り始める。

 ブライトハウスではミスティが箱を漁ってた。目当ての物が見つからないミスティはアルバムを開く。自分と違ってキューティマークを持ち、親友と暮らしてるポニーたちに斜に構えた気持ちで見ていたミスティだが自分とみんなで写ってる写真を見つける。その時、女王の一緒にいることを称えるスピーチがテレビから流れ写真とシンクロしてミスティの心に沁みてくる。 

 最終競技、グランプリが始まる。大会のクライマックスに観客が前に押し寄せてイジーたちは競技が見えなくなってしまった。ジップとピップが少し上を飛んでレースの様子を伝える。ジップとピップは双眼鏡で観ていたが、ピップは関係者席で女王とアルファビットルがチーズを食べさせ合ってるのを見てしまい、ショックを受ける。その頃、スタッフのユニコーンたちが大樹の高いところまで登ってるスパーキーに気づく。ユニコーンたちはスパーキーを心配しつつも、炎の魔法を使うスパーキーに呪いを解くダンスをする。一方、レースは終盤に差し掛かる。大樹の方ではユニコーンたちが見守るなか、スパーキーが落ちそうに!双眼鏡で見ていた女王が気がつき指を指す。ジップ、ピップも女王が指した方向に双眼鏡を向ける。今にも落ちそうなスパーキーにジップ、ピップは飛んでいく。飛んでいくジップたちからスパーキーに気づいたヒッチは競技を止めて駆けつける。ジップ、ピップが捕り損ね、落ちていくスパーキーを緑の魔法を使ったヒッチが無事捕まえる。ヒッチはスパーキーを負ぶったまま競技に復帰し、そのまま、一番にゴールテープを切る。勝ち確信のヒッチの横で年配のポニー、エルダンフラワーがゴールすると、優勝は何故かエルダンフラワーに。ヒッチが最高責任者アルファビットルに異議申し立てるとヒッチではなくクラウドパフに特別賞が贈られる。

 目を離してしまったジップ、ピップはヒッチに謝る。ヒッチは運動会に夢中になり過ぎたことを自省してジップ、ピップに非はないと言う。突然、イジーが入ってきて記者会見があるとヒッチを連れ去る。一部始終を見ていた女王は素直に謝れたジップ、ピップを誉める。ジップが友達だからと言うと、女王とアルファビットのような関係と疑われたと思ったピップは友達であることを主張する。自分たちが恋仲であることをいたずらに強調されたと感じた女王は一喝する。そして、女王は成長したジップ、ピップが自分の人生を始めたように自分にも人生があると言う。大人になったジップ、ピップを愛してることを強調し、同じように愛してる者としてアルファビットルが挙げられようとした時、ピップは惚気話を当てられそうと思い、話を切り上げさせる。女王が望むことをするのが女王の人生、幸せとジップ、ピップは受け入れ、3人はハグをする。

 ブライトハウスでみんなとの写真を手にうたた寝してしまったミスティ。メアストリームの音で目を覚ます。サニーたちが中に入ると閉めたはずの窓が開いていた。そこから外に出たミスティがメアストリームの陰にいるとスパーキーが落とした写真を拾ってくれてた。お礼を言うと、オパリーンの命令”ドラゴンを盗ってきなさい”がミスティの頭の中に響く。玄関前でスパーキーを見つけたイジーはスパーキーを中に入れる。

 自室で写真を眺めるミスティにオパリーンの呼ぶ声が届く。ミスティは写真を置いてオパリーンのもとへ向かう。

おわりに

 新シリーズに入ってから、ピップずっと面白いな。第三者のサニー、イジーの態度を見ても分かる通り、ピップの被害妄想なんだけど、心配は本気なんだから騙して運動会に来させちゃダメでしょ。前回はピップがヒッチを振り回してたから、仕返しかな?真面目な話、心配でいっぱいな人にスポーツ観戦に応援なんて無理だよ。ヒッチもピップを落ち着かせる方が先。ヒッチもお化け本気で怖がってたって?いや、でもお化けだし(オカルト否定派)。

 女王が時々、後ろめたそうな態度を示すのが、気になった。本編でも語られた通り、ジップ、ピップはもう自分の人生を歩む年齢(とし)だし、堂々としてて良いのでは?ジップ、ピップにも意見はあるだろうけど、もう大人同士で気にすべきことではないと思う。ジップ、ピップもなんでそんなに女王の恋愛を嫌悪するのか。まだ、年少なら知らないおじさんが父になったら嫌だとあるかもしれませんが。アルファビットルも初登場時こそ横柄な感じもしたけど、頼れる年長者だと思うしあそこまで嫌がるのは分からない。実父が素敵な方だったのかと想像してしまう(そーいえば、実父について語られてないな)。アルファビットルって顔が利くだけのただの店主なわけではないのかな。地位や肩書で判断するわけじゃないけど、相手は女王だしね。今回は大会責任者だったみたいだけど、実は町長とか肩書あるのかな。ヘイブン女王が羽目を外して笑ったり、アルフィー呼びしたり、信頼篤く気持ちの方は問題ないみたい。娘への手紙にまでハートマークを使ってしまうほど女王は恋する乙女モード?

 ドラゴンに資格がないというのはやはりドラゴンは動物ではないという解釈で良いのかな。動物の言葉を理解できるヒッチがスパーキーの言ってることが分からないというのはスパーキーがまだ言葉を操れる年齢ではないからと思っていたのですが、関係あるのでしょうか。この世界の動物の定義って何なんだろうな。ヒッチが動物たちと意思疎通ができるではなく、言葉が分かるというのは、動物たちも言葉を操る知的生物だという印象を持たれて失敗だったかも。前回のネズミたちは交渉までしちゃったし、ヒッチが能力を得る前は言葉が違うというだけでポニー以外を動物扱いしていたことになってしまう。これから、ポニー、ドラゴンとその他の動物の明確な区分が出てくるかもしれませんが、今の時点では動物たちは言葉が違うだけでポニーたちと同等の知的生物に思える。今、魔法と思いつきましたが、緑の魔法が無かったらアースポニーは動物なのかという話が出てきてしまう。今回、クラウドパフはクッキーの要求ぐらいしかしなかったけど、もっと自我を現わしたらペットにしづらい。納得できる設定は出てくるのかな。細かい設定求めすぎ?

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