ロボット・トリオ

あらすじ

 人類が絶滅した後の荒廃した世界。3人のロボットは、人類の文明の痕跡がまだ残るなか、観光のように散策していた。彼らには理解し難い人類の考えや感覚、その創作物に出会う。物語の最後には、何と邂逅するのか?

STORY

 白い人間大のロボットがXBOT4000、小さいオレンジ色がK-VRC、もう一人でっかいメトロノームみたいのが11-45-Gです。普通に見てる分には名前なんか知らなくても、問題ありません。私もブログの為に今調べました。

 体育館に着いた彼らはボールを見つける。スポーツが理解出来ない彼らには、謎の物体なのだ。期待と不安のなか、ボールを床に弾ませる。ボールはバウンドを小さくしてやがて止まった。ボールを弾ませた XBOT4000 が拍子抜けしてると、他の2人は「人類の気分は?」「人類に近づいた」と盛り上がる。

 ダイナーに入ると食べるという行為について、XBOT4000と K-VRCは話し始める。電池を入れれば動くロボットには分からないものらしい。11-45-Gは食べ物の消化について大まかに説明する。なんでそんな面倒な事を?って感じで「誰が設計したんだ?」「発明者のサインは無かった」とか言い出す。人類は神が造ったと、 11-45-G は冗談で答える。

 リビングのような部屋でねこに懐かれるXBOT4000。人間がするように撫でてあげると、のどを鳴らすねこ。爆弾の起動音だと脅かすK-VRC。それに乗っかる11-45-G。

 ゲーム売り場だったと思われる場所に来た3人はXBOT3というゲーム機を見つける。K-VRCは XBOT4000 のご先祖様だと言う。11-45-Gと共にまたXBOT4000をからかう。その上、K-VRCによって見たくもない映像を検索させられたXBOT4000は怒ってねこ爆弾(?)をK-VRCに押し付ける。

 レジスタンス跡に来た3人は 核爆弾と対峙する。この世界の人類は核戦争で滅んだらしく、11-45-G はその顛末を大仰に詩的に話す。語り口に呆気にとられてると、「冗談よ。警告として効果的と思って。」と。「警告ならもっと前にしなくちゃ。」と言いつつ人類の愚かさ、傲慢なところが絶滅を招いたと話しながら、帰ろうとする。そして、遺伝子操作に話が及ぶと後ろから声が……

 遺伝子操作されたねこにとっては人類はもう要らないものであったらしい。でも、撫でてくれる者がいてくれれば、嬉しい。爆弾かもしれない大量のねこが3人に押し寄せる。ねこたちが人類を滅ぼしたかもしれないという疑惑を残して…

おわりに

 ねこがしゃべるところは虚を突かれて衝撃だったけど、猫の遺伝子操作の話、結構唐突。ねこ爆弾の話の時に触れていれば、良かったのに。XBOT4000 が見た映像ってどんなものだったのか? 11-45-Gはわかってたようだから、ある人たちには想像できるものだと思われる。今、吹替で観て、変態映像であることは分かった。アメリカに住んでる人とか、その他英語圏の人にはもっと具体的にわかるのかなぁ。そもそも、人間の変態行為にロボットも嫌悪感抱くのか?謎だ。

 画像の取り上げ方でも分かる通り、11-45-G気にいってます。触れてないところでは、ダイナーで拾った帽子をずっと被ってたりしてます。でも、下調べの時に、 K-VRCが人気という記事を見つけてしまった。よくあるキャラクターって感じで印象は弱かったので、意外だと思った。見た目は武骨で、女性声で理知的な語り口調、そしてお茶目さん。 11-45-G の方がよっぽど面白いキャラクターだよ。

 遺伝子操作されたねこが人類を絶滅させたかもしれないという解釈の余地を視聴者に提示した訳ですが、ねこ爆弾は本当にあるのか? XBOT4000並みに理解不能です。これも視聴者の解釈に委ねられてるのか? K-VRC の冗談と思ったら、最後怖がってるし。

 過激なエロ・グロ・バイオレンスもなく、不気味な余韻の残るいい作品だと思います。

その他『ラブ、デス+ロボット』関連の記事は→            こちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました