リビー&クロークス

あらすじ

 朝、カップヘッドとマグマンはどっちが寝ぼけてアイスを全部食べてしまったかで揉めていた。争う二人に見かねたケトル爺さんはお小遣いをあげて仲裁、外で遊ぶように促す。外に出たふたりは船上でのショーを催すカエルの兄弟に会う。そのショーはアイス食べ放題だった。

STORY

 カップヘッドとマグマンは朝からアイスクリームのことで揉めていた。どうやら、どちらかが寝ぼけて全部食べてしまったらしい。言い争いだったが次第に相手を小突きだす。見かねたケトル爺さんが間に入り、仲裁する。過ぎたことは水に流せとお小遣いに5ドル渡す。金額に不平を漏らし、またふたりは小突き合う。ケトル爺さんもキレて外に遊びに行くよう叫ぶ。

 外に出たふたりは5ドルの使い道を話していた。カップヘッドがアイスを買おうと言うとマグマンは貯金だという。カップヘッドが今食べたいと主張、マグマンが反論を試みると大きな汽笛が聞こえてくる。川に客船が泊っており、ふたりのカエルの従業員がお客さんを出迎えていた。カップヘッドたちが近づくとカエルはふたりをV.I.P.と持ち上げる。何故かカエルたちはボクシングのグローブをしており、そのことを訊くと元ボクサーとのこと。ふたりは兄弟で、チャンピオンにまでなったが殴り合う姿を見たくない母の反対で今はクラブを経営してるとのこと。小さいほうのカエル、リビーは船上でのショーを最高のエンターテイメント、社交ダンス、ご馳走と看板で説明する。カップヘッドが何かを見つけ、胸躍らせマグマンに指摘する。アイス無料と書いてあったのだ。ハイになり乗船する勢いのカップヘッドたちを背の高い方のカエル、クロークスが止める。リビーは乗船20ドルと言うとカップヘッドは全財産5ドルを差し出す。5ドルを受け取ったので期待をしてるとカップヘッドたちはカエルに川へ蹴り飛ばされる。カエルたちはどっちが遠くへ蹴り飛ばしたかで殴り合いを始めるが、地位の高い市長が訪れると丁重にお上品に接客する。

 5ドル奪われた上に川に蹴り飛ばされたカップヘッドたちは船の車輪状のパドルに引っかかって甲板に引き上げられる。マグマンが仕打ちに憤っているとカップヘッドはアイスのにおいを嗅ぎつける。窓から船内を覗くとディナーショーが行われており、アイスの沢山盛られたテーブルを見つける。その上を見ると通気口が通っていた。通気口の入り口を見つけると二人は我先にと争いながら入り口に向かう。汽笛が鳴って船は出航する。

 通気口に侵入したカップヘッドとマグマン。下ではさっきのカエルがステージでトークしていた。そして、彼らの母に因んだ歌を始める。お客さんも歌に乗ってきた時、カップヘッドたちは小競り合いからカエルに気づかれてしまう。ウェイターのホタル(ファイアフライ)の火を通気口に発射する。通気口に熱が伝わりカップヘッドたちはたまらず逃げ、どこかの部屋に辿り着く。火がステージに燃え移り、カエルたちはどちらの責任かでまた殴り合いを始める。お客さんの視線に気がつくとショーの演出と取り繕う。リビーは消化を指示、ショーを進行させる。

 船内の冷凍倉庫、コックと思しき犬の男が食材を調理場へ運ぶ。運ばれた食材は凍ったカップヘッドとマグマンだったのだ。コックが準備をしていると、シャーマンと呼ぶ怒ったような声が。呼ばれたコックの男シャーマンが呼んだ犬の女性ドリスに何故ここにと尋ねる。ドリスは奥さんで記念日にも仕事をしてる旦那シャーマンに怒っていたのだ。夫婦が揉めている間に自然解凍されたカップヘッドたちは逃げていた。

 ショーの部屋に入ったふたりはアイスのテーブルを見つける。カエルに見つかったふたりは5ドルのことを責めたがお構いなしに追いかけて、パンチを飛ばしてくる。カップヘッドたちが全てかわすと壁に当たったパンチの穴から水が入ってくる。ホタルの火を撃って、またステージに火をつけてしまう。船内はパニックになり、リビーは再びショーの演出と取り繕う。アイスを見つけたカップヘッドがこれを持って逃げようと言うと、突然マグマンが夜のことを謝る。実は寝ぼけた振りでアイスを食べたことを告白するとカップヘッドも同じように食べていたことを告白。ふたりはお互いを許し合い、ハグをする。それを見ていたカエルの兄弟は感動してこれからは自分たちも仲良くすると誓う。その時、部屋が浸水しつつあった。

 お客さんが放り出された川にカエルの兄弟も水面から顔を出す。沈んだ船を見た兄弟は、さっきの誓いも空しく、船が沈んだ責任でまた、殴り合う。一方、カップヘッドたちは浮いてきたアイスを嬉しそうに仲良く食べていた。

おわりに

 文字に対して画像が多くなってしまった。クラシカルなカートゥーンの動きを再現している作風のこの作品としては面目躍如といったところではないでしょうか。スラップスティックな演出、表情、体の動きの誇張、静止画では伝わらない。文章ではもっと伝えられない。決して、文才や表現力の問題ではない……はず。

 今回のメインキャラ、カエルの兄弟リビーとクロークス。すぐ、殴り合うような間柄なのに、何故一緒に仕事をしているのか。リビーは場を治めたり、従業員に指示を出したりしているが、クロークスの方はお客さんを脅したり、被害妄想で喧嘩っ早かったり、リビーひとりの方が良いのでは?クロークスはショーで圧倒的な一芸があるのかも。

 最後に浮かび上がってきたアイス、カップヘッドたちは美味しく食べてたけど、水中から全く溶けずそのまんまとは!凝固剤使いすぎで健康に悪いかも。

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