ブライドルウッドストック 

あらすじ

 ブライドルウッドの森で草花や虫が光る現象”ルミブルーム”をイジーに教えてもらったピップはそこで音楽フェスをすることを思いつく。ルミブルームでは大きな音を出してはいけないと昔から言われてることをイジーから聞くのだが、ピップは迷信として全く気にしない。フェスは成功するのか。

感想 ※ネタバレあり

 夜のブライドルウッドの森、メイン5を連れたイジーはルミブルームという生物が発光する現象をサプライズで披露、紹介する。気分のあがったピップが歌うと発光する虫が演出のように周りをクルクル回り出す。この光景をみんなにも見せたいとピップはここで音楽フェスの開催を思いつく。立ち去るときにイジーは不気味な声を聞く。絶対なにかあるイヤな予感。

 熱心に練っていたフェスの計画をピップはイジーに見せるが、イジーは神妙な顔。イジーはルミブルームで大きな音は禁忌で、禁忌を犯せばトログルという怪物が来ると言い伝えがあると言う。伝承された詩を唱えるが、迷信だと思うピップはフェスのすばらしさをアピール。イジーも説得され、計画はスタートする。声を聞いたことを、イジーも言わなきゃ。

 朝食中のリビングにピップたちがやってくるが、ピップはご飯も食べないで企画会議に出掛ける。ピップのフェスへの思い入れの強さをジップが話すと、サニーは協力を呼びかける。一方、イジーは詩を本当に無視して良いのかと微妙な表情。

 メイン5も加わった企画会議で、ピップはミュージシャンの出演交渉だけ手伝ってほしいと言う。バンドのエレクトリック・ブルー、新星歌姫ルビー・ジュビリー、トリに往年のガールズグループのドリームランズに決まる。出演交渉以外全部やるって気合入ってんな。実際はルビー・ジュビリーの交渉もしてるし。

 ジップがエレクトリック・ブルーにトリを約束することで出演決定。ルビー・ジュビリーからスランプを理由にお断りの手紙が届き、ピップ、イジーはルビー・ジュビリーのもとに駆けつける。ルミブルームの動画を見せると創作意欲がかきたてられたルビー・ジュビリーは主役を条件に出演決定。ヒッチのお祖母ちゃんフィギーがドリームランズのミンティにお菓子を作って渡してるので、その場にお邪魔させてもらうサニーとヒッチ。サニーは再結成とフェス参加をお願いするがミンティは今の時代に合ってないことを理由に消極的。そこにフィギーも加勢、ミンティはパイを条件にといたずらっぽく言うと、約束してあったであろうパイをフィギーが差し出し、出演決定。再結成なら主役で希望するとサニーは承諾する。 ドリームランズがトリって決まってたんだから 、 ジップもトリのこと報告しなくちゃ。と言いつつ、初見時では会議でドリームランズがトリって決まってたの自分は分からなかった。記事書く時に気がついた。

 ピップがフェス開催を告知しながらブライドルウッドを進むが、ユニコーンには歓迎されてない様子。地元のアーティストとしてオニキスに出演を依頼するが断られる。理由はトログルで村の人々も同様で、音楽フェスなど反対だったのだ。オニキス再登場!前回目立ってなかったが、今回も大して……。次回に期待!

 ピップはイジーとメアストリーム号で一休み、宣伝、設営も上手くいって充実のピップと内心トログルを気にしてるイジー。メアストリームがいつの間にかキャンピングカー仕様に。イジ-が設計した時からか、魔法でリファインされた時からか、とにかくスゴい。そこへサニー、ジップ、ヒッチもやってくる。ジップは森に気配を感じ、フェスの開催をピップに改めて訊くと、ピップは当然やると言い、トログルを気にしてない態度で会場を見渡しすばらしさを強調する。イジーのブースが目に留まったピップはイジーと共にブースを見に行く。サニー、ジップ、ヒッチはトログルのことが気に掛かる。サニーがドリームランズのリハーサルで席を外すと、心配事なくフェスを開催したいジップはヒッチと調査すると決める。

 ドリームランズのリハーサルは上手くいっておらず、今の人たちに受け入れてもらえるかが課題でもあった。昔のままで良いと、みんなはあの時のドリームランズを求めてるとサニーが言うとドリームランズのキューティマークが輝きだす。

 本当のことは誰も分からないようでジップとヒッチの調査は不調に終わる。改めてピップと話そうとジップたちが訪ねると設営中のメインステージに案内され立派さに圧倒される。ステージの装飾のルビーの話をしてたピップがトラブルで席を外すと、村のユニコーンも手伝ってることにジップも気づく。取りこし苦労と結論づけ、ヒッチも同意。明日は心配事もなくフェスを楽しむことにする。

 不安を捨てきれないジップとヒッチがフェスに入場すると、盛況ぶりと規模の大きさに不安は払しょくされる。イジーのブースに入るとフェス用のおめかしをしてもらう。お見送りの時にイジ-がトログルを口にし、不安のよぎったジップが指摘すると、イジーはごまかす。表には出さないがイジーはずっとトログルが気がかりだったのだ。すっかりフェスを楽しんでるヒッチに押し切られ、何者かの声が耳に入ったにも関わらずジップは食事に行ってしまう。

 食事に並んでいたジップとヒッチは緊急事態とピップに呼びつけられる。ジップ、ヒッチがトログルのことかと思い訊くと、エレクトリック・ブルーとルビー・ジュビリーの双方が自分たちをメインと思っているということだった。ジップが交渉材料に主役を約束したと白状する。報告しなかったジップも悪いけど、ピップもルビー・ジュビリーをメインにしてるから怒れないのでは?ヒッチは正直に言った方が良いと進言する。ピップが混乱してるなか、サニーが今日の主役とドリームランズを連れてくる。主役としてやる気満々のドリームランズにピップの表情は引きつる。控室で挨拶をするピップだが本当のことは言えない。部屋を出て増々混乱するピップ、何とかしてルミブルームに合わせたいがもう時間がない。

 ジップが最初に歌えばルミブルーム初のバンドになるとエレクトリック・ブルーに進言すると、エレクトリック・ブルーは承諾する。ヒッチは最後の方は観客が疲れているから最初に歌う方が良いとドリームランズに言う。ミンティも同意、他のメンバーも同意する。ピップがジュビリーの控室を訪れるとジュビリーは最初の出番を希望する。やる前に打ち合わせしなくちゃ、ダメでしょ。3組が最初を希望する状況に混乱するピップに、ジップはピップもスターであることを思い出させる。いざとなれば自分が歌えば良いと覚悟を決めたピップは気を取り直す。落ち着いたピップにイジーがトログルのことで不安だと言うと、ピップはトログルではなくみんな同じで緊張のせいとイジーの気持ちを和ませる。なんかここ、取り乱してたピップが優しくなって良いシーンだよね。

 ステージ開幕、司会のピップが紹介するとルビー・ジュビリーが登場。歌が始まると観客は最高潮。盛り上がり、サビに入ろうかというところでルビーの声が出てこない。機材のトラブルを心配してるとジュビリーの後ろから半透明の何者かが!トログルだ!言い伝えは本当だったのだ。客席からトログルだ!と大声がすると大量のトログルが現れ、みんなの声を奪っていく。会場が混乱の中、メイン5はトログルの対策に立ち上がる。イジーがトログルの詩を歌うとジップはルビーが有効なのではと言う。その時、マイクの装飾のルビーを手にしたトログルが消えていくのを見る。ルビーが有効と確信に変わったメイン5はステージの装飾のルビーを使おうとするが、剝がれない。人々の悲鳴、混乱にサニーはアリコーンに変身すること集中する。変身したアリコーンのパワーで衝撃を与えるとルビーが剥がれる。剥がれたルビーをかざすと寄ってきたトログルがルビーを手に入れると消えていき、声も元に戻る。それを見たみんなもトログルにルビーを与える。トログルは全て消え、ルビー・ジュビリーにも声が戻る。

 ピップがステージに上がり、フェスの開催に夢中になりユニコーンの警告を聞かなかったことを特にブライドルウッドの住民に謝罪する。涙ながらに観客に感謝の気持ちを伝えるとフェスの終了を宣言する。すると、観客からフェスの継続を求める声がわきあがる。フェスの再開を告げるとエレクトリック・ブルー、ドリームランズも現れ、元々ステージにいたルビー・ジュビリーそしてピップの豪華スーパーグループの共演が始まる。観客は盛り上がり、花火が打ちあがるなかフェスは大盛況で続いていく。

おわりに

 ピップのお当番回で夢を現実化するという話でした。学生時代の文化祭や社会人だと歓送迎会などの幹事、ちょっとしたイベントの開催など重ね合わせた人も多かったのではないでしょうか。みんなで1つのことに向かって力を合わせるってなんかこう他では味わえない独特の高揚感、達成感があるんだよね。感情移入しまくりで観ていましたが、ブライドルウッドの住民の警告を聞かなかったことは結果的には誤りだった訳だけど迷信のように思うのもしょうがない。ただ、僕たちの世界と違って魔法や呪文のある世界だからね、やはり聞くべきものだったかも。昔からのものには何かしら意味があって今も残ってるのだから軽視や無視はできないってところかな。余談ですが魔法に長けたユニコーンが魔法が当たり前にあるG4では都会的、先進的イメージだったのに対してスマホやインターネットが存在するG5では前時代的イメージなのは面白い。

 今回はピップの反対派的な役割のイジー。表立って反対はしてないから慎重派?いつもは暴走気味なイジーが悩んだり、困り顔が可愛い。結果的には強く反対すべきだったところですが、ジップ、ヒッチが調べた通り、フェス中止へ説得力を持たすことは難しかった。でも第一には夢に向かってるピップを失望させたくなかったという気持ちが強かったんだと思います。最後までトログルがどうこうより、フェスの成功を気にしてたように見えたし。前述のジップの調査の動機もピップを思う気持ちが明言されていた。サニーもアリコーンに変身してフェスを守ろうとした。ピップの夢、それを助けるメイン5の気持ちが伝わる良い話でした。

 アーティストに目を移すとエレクトリック・ブルー、あれ程主役にこだわってたのに、バックバンドと化してしまった。災難に遭ったルビー・ジュビリー、大御所ドリームランズのために黒子に徹したと思おう。ドリームランズのリハーサルでサニーが昔のままで良いと助言、ドリームランズの歌の歌詞とシンクロしてる。サニーの助言を聞いた時は、時代に合わすのも大事とか、作風を変えるアーティストもいるとか思ったのですが、音楽に限らず普遍的で変わらなくて良い物もあるということを示したのではないかと思いました。今、書いてて思ったけど、トログルのこと、昔からのものは軽視できないとも通じるものを感じた。この話の隠れテーマかも?ゲストを差し置いて、主催者であるピップがあんな良い位置で今が旬のルビー・ジュビリ-と歌うなんて、良いのかな?フェス運営のご褒美ってことで。

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