イチかバチか

あらすじ

 カップヘッドたちがタイヤを追いかけていると、放送中のラジオ番組の会場に潜り込んでしまう。観客参加型の番組でカップヘッドが指名される。実はその番組は裏でデビルが関与しており、魂を集めていた。何も知らないカップヘッドはどうなるのか?

感想 ※ネタバレあり

 カップヘッドとマグマンがタイヤを使って遊んでいると、ケトル爺さんが人気ラジオ番組の始まりを教えてくれる。その時、大事にしてるラッキータイヤで遊んでないか聞かれる。カップヘッドとマグマンは否定するが、その間にタイヤは転がっていってしまう。カップヘッドたちはタイヤを追いかける。ラッキータイヤって何だ?

 ケトル爺さんはラジオをつける。ラジオはステージ中継の番組でステージの袖から司会者キングダイスがオーケストラの演奏にのり、華麗に現れる。一般参加の番組で客席からロール・ザ・ダイスというゲームの挑戦者を募る。電話機の観客、テレフォーノが指名される。ゲームは3つ、全部クリアすると賞品部屋へ入れると説明される。1つ目はは曲名当てクイズ。2つ目は雑学クイズ。3つ目はサイコロのゾロ目を出すゲーム。本当に象はジャンプできないんだね。雑学クイズで初めて知った。うまく日本語にできなかった言葉遊びかと思った。3つ成功させたテレフォーノは賞品部屋に通される。ステージではキングダイスがCMに入ることを聴取者に知らせていた。

 賞品部屋は薄暗く誰も居ないようだった。テレフォーノは誰かいるかと呼びかけると中央の焼却炉のような機械からパイプのようなものが伸びる。パイプが吸い込みを始めるとテレフォーノは部屋から出ようとする。扉は開かず、魂を抜き取られ吸い込まれてしまった。床に穴が開きテレフォーノの死体はぞんざいな扱いで外に放り出される。テレフォーノ、第1話でも魂取られてたよね。助けてもらったのにまた…。

 CM中、キングダイスはメーキャップやヘアスタイリストに丁重に扱われていた。横柄な態度でスタイリストたちを下がらせると鏡に向かって自惚れる。ステージに向かう道の壁にはデビルからのお尋ね者としてカップヘッドのポスターが貼ってあった。 

 CMあけ、ステージでは2人目の挑戦者を募っていた。番組が行われてるホールにタイヤと共にカップヘッドたちが入ってくる。この番組、入場自由なん?カップヘッドは挑戦者に選ばれてしまう。カップヘッドはステージにあげられ、キングダイスは興奮気味にまとわりつくカップヘッドを疎ましがっていた。自己紹介を促すとカップヘッドは勝手にマイクを奪ったり、失礼な感想を率直に口にしたり、個人的なことをラジオを通じて伝えたり進行の邪魔をしていた。エンターテイナーとしてキングダイスと張り合い小話を始める。話の続きが思い出せないでいるカップヘッドを見たキングダイスは何か思い出す。お尋ね者ポスターに目をやり、カップヘッドに目を移す。ステージにあげたこの観客こそお尋ね者ではないか!キングダイスは早速CMに切り替え、電話をかけに急ぐ。

 お風呂で寛いでるデビルに子分の悪魔が電話を渡す。ダイスがかけた相手はデビルだったのだ。ダイスはカップヘッドの魂を送る約束をする。デビルは自分を失望させるなと釘を刺しつつ、気分よく電話をきり湯船に浸かる。

 CMあけ、曲名当てが行われる。魂の欲しいキングダイスは難易度の低い”キラキラ星”を流し、カップヘッドも簡単と高を括る。しかし、度忘れで出てこない。カップヘッドはヘルプラインというルール上認められてる他人に助けてもらうことを行使する。ヘルプラインに指名されたマグマンは緊張で固まってしまう。カップヘッドはあっさり諦め、退場しようとすると、クリアしてほしいキングダイスはヘルプラインが機能しなかったことで特例でクイズを続けさせる。ダイスはこっそり、カップヘッドに好きな曲を訊き、オーケストラに伝える。クイズが再開させると訊かれた好きな曲がかかり、曲名を訊かれる。さっき言った曲じゃないかと憤るが訊かれると反射的に答えてしまう。曲当てはクリア。

 雑学クイズが始まるが問題文の中に答が入っており、無理やり答えさせクリア。最後のサイコロゲーム、ゾロ目が揃うことは仕組まれてるようだが、カップヘッドは意気込んで転がそうとする。キングダイスは作戦の成功を見届けようと息を飲む。だが、直前で小話の続きを思い出す。ウケて上機嫌のカップヘッドはキングダイスのCM入りの告知の真似をする。後はサイコロを転がせばというところで止められ焦らされたキングダイスはカップヘッドを強引にサイコロ前に据え、絶対転がしてくれるように観客にコールを要求する。フレンドパークみたい。いよいよ、サイコロを転がす。サイコロは軸から外れ、落っこちて壊れる。カップヘッドは潔く失敗を認めて帰ろうとするが、キングダイスはまた特例でクリアにして賞品部屋に入ってもらおうとする。その時、観客からブーイングが鳴り響く。キングダイスは反論するが、観客の批判を聞いたカップヘッドはヤラセに加担したくないとステージを退場する。どんな手を使っても部屋に入れることを決意したダイスにタイヤがぶつかり、タイヤはカップヘッドたちを巻き込みながらどこかへ転がっていった。

 ステージの袖になかったはずのエレベーターが現れ、子分の悪魔がダイスを呼びに来る。ボスであるデビルが呼んでいると。その頃、タイヤに巻き込まれたカップヘッドたちは家に帰ると、曲名当てクイズのことでケトル爺さんに怒鳴られる。エレベーターの中、怒られるであろう神妙な雰囲気のダイスに子分の悪魔はサインを頼むが断られる。エレベーターを出たダイスは何事もなかったように明るくふるまうがデビルに近づくにつれ緊張感を醸し出していた。後ろ向きの椅子から姿を見せずにダイスに語りかけるデビル。子分が番組のファンでさっき失敗したことはデビルは既に知っていた。ダイスが言い訳をしようとすると黙れと怒鳴るとすぐ後ろにデビルはいた。デビルは絶好の機会に失敗したダイスに失望、怒り狂う。ダイスは再挑戦を請うが、デビルは却下、番組の降板も告げる。ダイスは自分のいない番組の司会を誰がするのか問う。

 数日後、番組が始まると司会として子分がコールされる。登場した子分は慣れてないのか転び、オーケストラに突っ込む。

おわりに

 ラジオ番組や街の様子などから、劇中の文化、文明も短編アニメが盛んだった1930年代~1940年代のもののようですね。今までは無国籍、時代のよく分からない描写というか、動物や物が擬人化されてるファンタジーな設定と思ってましたが、これまでに出てきた遊園地やラジオや電話にも、振り返ってみれば時代の空気が溢れてました。今の自分たちからするとラジオで観客参加のバラエティー番組なんて成立するのと思ってしまいますが、調べてみると当時のラジオバラエティーはダンス、歌、手品、コメディなどエンターテイメントを並べた感じでそれをまとめることに司会者やアナウンサーが大きな重責を担ってたようです。なるほど、キングダイスが人気者だったり、司会の仕事に固執するのも納得。深堀りしていくと連続活劇(15分ほどの映像を続きものとして公開する形式の映画)、パルプ小説、チャップリン、キートンなどの喜劇そして短編アニメーションのある良き時代と今を生きる自分は思ってしまう。

 ダイスはデビルはどういう繋がりなんだろうか。見た目だけの判断だとダイスは悪魔ではないようだし。仕事の上司、部下なのかな。ダイスはやたらNo.1を主張していたが、デビルへの忠誠心が高いのか、それともギャランティがよっぽど高いのか。しかし、あの番組、カップヘッドが初めての失敗らしい。それじゃ、デビルとしてはいっぱい魂を集められるけど、観客、聴取者としては面白くないんじゃ。でも司会をあっさり替えても良いほどの人気番組。新司会者、名前をコールされてたけど、コブンて名前だったんか(日本語吹替)。

 そういえば、デビル、久々の登場。第1話を観た時はデビルに目をつけられたって言うから、毎回ちょっかい出してくんのかと思った。でも、シリーズ全体の宿敵にはなりそう。

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